不燃性透明帯電防止フィルム
不燃シートとはガラスクロスを軟質PVCなどの樹脂材料でラミネートした不燃性素材です。
建築基準法に基づいた不燃性能試験・評価を受け、国土交通大臣の許可を受けた建築材料のことを指します。表面のPVC(ビニール)が燃えても、中のガラスクロス自体は原型をとどめ、炎が突き抜けません。あくまで、『燃えない』ではなく、『炎が突き抜けない』という概念でとらえてください。建築基準法施行令第108条の2で定める技術的基準に適合する材料を指します。(右図参照)
火元を近づけても容易には燃えず、たとえ燃えたとしても『自己消化性』を有しているため、『燃え広がりにくい』、『燃えにくい』性質を持っています。 不燃と異なる点は火元を近づけたままでは燃えてしまうことです。
不燃フィルムの用途
調理場に・ボイラー室に・工場に間仕切りやパーテーション、ガラス扉の代わりなどさまざまな使い方ができます。
ガラスでは災害時に割れて危険な場合があります。ビニールは割れないのでこうした二次災害を防ぐことができます。
防煙垂れ壁としてもご利用できます。
防煙垂れ壁とは?
建築基準法で定められた排煙設備のひとつです。一定の基準を満たす建築物はその床面積500㎡ごとに防炎壁で区画する必要があります。設置することで火災発生時に煙が建物に拡散することを防ぎ、迅速な非難や消火活動につながります。
(引用元:建築基準法施行令第126条の二 参考)
建物階数が3以上で延べ面積が500㎡を超える建築物や、延べ面積が1000㎡を超える建築物の居室で、その床面積が200㎡を超えるものは排煙設備の設置が義務づけられています。
建築物をその床面積500㎡以内ごとに天井から50cm以上下方に突き出した垂れ壁(防炎壁)で区画し、排煙設備の煙に接する部分は、不燃材料で造ること(または覆うこと)が規定されています。
(引用元:建築基準法施行令第126条の三 参考)
アキレス不燃クリア(不燃透明シート)
アキレス独自のフィルム製膜技術を利用して開発した、透明で帯電防止機能も付与した不燃フィルムです。
引火物を取り扱っている場所に最適です。
透明度が優れたフィルムです。
高透明 0.25mm厚X1070mm幅X20m(乱尺)
- ガラスクロスを透明難燃PVCフィルムで挟み、高い不燃性を実現
- 透明で柔らかく、緊急時には刃物で切って非難することも可能
- 優れた帯電防止性能を付与
- ガラスなど従来の不燃性素材に比べ、柔軟かつ軽量なため、従来防炎シート・ガラスを使用しているものの代替え用途に。
- 不燃シート特有の折れ曲げによるシートの白化が少なく加工性に優れています。
- 97%以上の紫外線カット率で、大切な資材・商品の劣化を防止
- 炎をしっかりガード
不燃ターポリン
白・不透明 0.27mm厚X2030mm巾X30m(乱尺)
- 有機溶剤等、火災発生の懸念が高い工場やブースでの使用に適しています
- 工場内の識別管理の間仕切りに白と半透明をご用意しています
- 広幅2mで大面積でも繋ぎ加工が少なくなります。
不燃間仕切り
白・半透明・アイボリー・グレー 0.4mm厚(白は0.41)X2040mm巾X30m(乱尺)
間仕切り・膜天井・小規模テントに
防炎・不燃・抗菌・UVカット・RoHS2対応・シックハウス対応・日本製
不燃テント
白・アイボリー・グレー・赤・緑・黒・ブルー
0.4mm厚X1020mm巾X50m(乱尺)
テント・オーニング・間仕切り・膜天井に
防炎・不燃・防水・UVカット・RoHS2対応・シックハウス対応・日本製
※シックハウス対策品とは文部科学省の学校環境衛生に対応しています。(ホルムアルデヒド・ドルエン・キシレン・パラジクロオベンゼン・エチルベンゼン・スチレンは基準値をクリアしています。
と言うことは、「防炎」より「不燃」の方が燃えにくいのよね?
どちらも火を近づけたら燃えるということは認識してくださいね。
不燃は炎をカードするという感じです。
「不燃」は高価なものですので、そこまでは・・・という方は「防炎シート」をご覧ください⇒
アキレス不燃クリアは透明度がよい商品です。その為価格もいいお値段です。
透明度にこだわりがない場合は、価格を押さえた商品もあります。
詳しくはお問い合わせ下さい。